宇宙物理学者として高名であるが、若い頃からの思いいいれが量子力学にあった佐藤文隆さんの著作。
20世紀の原子物理学を中心とする「存在論」優位から、量子情報科学の出現による21世紀の「認識論」への急傾斜を概観している。
プランクによるマッハ批判、アインシュタインの微妙な立ち位置など鋭い指摘に誘われて、一挙に読んでしまった。
ただし、量子情報理論において、認識の主体は人間ではないし、ましてや「我」ではない。ロボットでもよい。
宇宙物理学者として高名であるが、若い頃からの思いいいれが量子力学にあった佐藤文隆さんの著作。
20世紀の原子物理学を中心とする「存在論」優位から、量子情報科学の出現による21世紀の「認識論」への急傾斜を概観している。
プランクによるマッハ批判、アインシュタインの微妙な立ち位置など鋭い指摘に誘われて、一挙に読んでしまった。
ただし、量子情報理論において、認識の主体は人間ではないし、ましてや「我」ではない。ロボットでもよい。
4月14日(日)13:00から100分
の案内が、「地域新聞」に掲載されました。
視聴(無料)をお申し込みの方は、当カフェHP
http://abikoscience.web.fc2.com/
「コモンズ」は東工大文系教員による公開の紀要です。
今回は「あそび」がテーマです。
少し前から、主題を次々に展開していく音楽のような随筆を試みています。絵も掲載させていただきました。
他の地方では「どんと焼き」などと呼ばれます。我孫子地方では竹の周りに、利根川の川原に半もする葦を刈り取り積み上げて火をつけます。数分で一挙に燃え上がり、その間に、参列者は今年の無病息災を祈ります。子どもたちが大勢来て、雑煮が振る舞われました。
今年は東工大での講義ノート「量子と情報」を出版する予定です。
我孫子サイエンスカフェはオンラインで続けていきます。次回は1月21日で、最近話題の「核融合」についてです。
水彩画の方は犬の「ムーたん」を完成させます。定年の時にいただいたWinsor and Newtonの絵の具を未だ使っています。
3月の講演の準備と6月号の雑誌の原稿の推敲があり、今年度の予定はできています。両方とも「弱値」が主題です。
来年度は暖かくなってから、外に飛び出そうと思いますが、具体的なプランはこれからです。
現在、歴史の転換点に来ていると感じているので、社会問題と関わりながらよく見ていこうと思います。
昨日のNHKニュースで、ガザ人道問題が解説されていました。
世論調査によると80%のイスラエル国民が、ハマスを根絶するためにガザで民間人の犠牲が出てもやむを得ないと考えていると知り戦慄を覚えました。
しかし、ごく少数ですが、イスラエルによるガザ攻撃を支持せず即時停戦を呼びかける運動をしているユダヤ人が紹介されていて、救われる思いがしました。
それで調べてみると、ナートレ・カルタと言う名の「超正統派中の超正統派」のことを知りました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%BC%EF%BC%9D%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC
聖書の厳密な解釈により、救世主が現れる前に勝手に建国したイスラエル国家を解体して、パレスチナ人に土地を返せと主張しています。イスラエルのガザ攻撃については十戒に基づいて猛反対していて、ロンドンなどでデモなど直接行動をしています。
第60回 テーマ:民間セクターによる核融合開発の動向と日本の取り組み
講師: 浅井 朋彦
日本大学理工学部物理学科 教授
浅井先生は我孫子市民です
ご案内と視聴申し込みは