我孫子サイエンスカフェ「田んぼ発電」

13 6月

6月10日(土)に、カフェをしては、はじめて地元を飛び出し「野田自然共生ファーム」にバスで出かけ、東京薬科大学の渡邉一哉さんの「田んぼ発電」のお話をお聞きしました。

金属呼吸をする微生物である「発電菌」のしくみの解説と、

近くの無農薬水耕田での実証実験の現場を見学し、ついでにコウノトリの里も見て来ました。

うっそうとした森に囲まれた環境の中で、微生物を利用した環境に負荷をかけない電気エネルギーの取り出し方に、明るい将来を見る思いでした。研究の今後の発展を切にお祈り申し上げます。

Trump,the most unscientific American

29 5月

日経サイエンスがこんな特集を組みました。

There is no truth in him.

John 8:44, Bible

You are of your father the devil, and your will is to do your father’s desires. He was a murderer from the beginning, and does not stand in the truth, because there is no truth in him. When he lies, he speaks out of his own character, for he is a liar and the father of lies.

 

そうですか、暗さには慣れてますか  ある哲学教授のことば

21 5月

5月15日の「折々のことば」 

旧制五高時代、哲学の教授が学校を去ると知った学生たちが、最終講義の続きを聴こうと自宅に押しかけた。夜半、辞去する際に教授に「暗いから気をつけて」と声をかけられ、「大丈夫です。暗いのには慣れていますから」と答えたが、その時教授がこう呟(つぶや)くのを学生の一人は聞き逃さなかった。それぞれが背負うものを思いやってか。思想史家・徳永恂(まこと)の「異郷こそ故郷」から。(鷲田清一

 

これは私の父(細谷貞雄)のことです。上の写真で、猫を抱いています。

左端が徳永さんです。

お弟子さんの徳永恂さんの本「異境こそ故郷」からの引用で、旧制五校を去る時の哲学の教授の言葉、と言っています。徳永さんは東大経由で父が奉職した北大にいきました。戦争が終わり明るい時代の到来を予感した言葉と理解しています。

日露戦争の後に(五校出身という想定の)三四郎が、上京して広田先生に会い「これから日本は発展するでしょう」と言うと、広田先生が言下に「いや、滅びるね」と言った台詞を思い出します。

折々のことば

 

 

東工大ALP発展授業IV『科学・技術と言語』終了

5 5月

初日の10日は、大学における授業の英語化の是非を討論しました。

白川先生の記事とミラノ工科大学で2003年に起きたこの問題をめぐる裁判沙汰を討論のきっかけとしました。

ALPテーマ提示

2日目の17日は、各自のレポートの発表と政策提言としました。

レポートの内容から、研究分野によって英語の必要性の事情が多いに異なることを再認識しました。建築学の場合は、耐震性を重視する日本建築の特殊性があり、むしろ日本語で国際的にも通用している。他方、バイオ関係は学生の就職先に外資系が多く、英語は必須である。

留学生3名(中国、韓国、インドネシア)が議論の幅を広げました。中国の学生は母語で科学を考え、韓国・インドネシアは母語と英語の混在でも考えられるようです。

この多様性を考えると、少なくと一律の英語化は誤りであり、選択の自由度のあるやり方に移行する必要があると私は考えました。

23名が受講しました。

 

 

日時:

第1回:5月10日(水) 5-10限 13:20~18:00

考える手段としての言語

第2回:5月17日(水)5-10限 13:20~18:00

伝える手段としての言語

教室:大岡山南5号館S515(アクティブラーニング用)

各自PCを持ち込んでください。

授業の進め方:科学と母国語2017(1)科学と母国語2017(2)

事前に読む:白川2

参考:英語で授業斎藤

白川2

英語で授業斎藤

科学と母国語2017(1)

科学と母国語2017(2)

 

連絡:イノベーション人材養成機構 本橋さん

hamotohashi@jim.titech.ac.jp

 

 

自分の道を行く猫

3 5月

何と言う自信に満ちたシッポ、悠然とした足取り、不敵な表情でしょう。

岩合光昭さんの作品。JAFMATEの表紙から頂きました。

「母語で学び、考える科学」白川英樹博士の講演 

22 4月

昨日ノ ーベル化学賞受賞者の白川さんのお話を聞いた。

言葉はコミュニーケーションの手段であると同時に思考の手段でもある。人は深く考えるときには母語で考える。日本は、母国語で科学を学ぶことのできる数少ない国の1つであると言う。そのことが、アジアの国の中でノーベル自然科学賞の受賞者が多い理由なのかもしれないと仰る。一方、英語教育が強調されNHKにも怪しげな日本語がまかり通る昨今、国語の教育の重要性を強調されていた。

強く共感して、今年度の東工大でのALP討論授業のタイトルを「科学技術と言語」としました。開講時にはブログに詳細をアップします。

劇団「東家(あづまけ)」旗揚げ公演

16 4月

我孫子市布佐に劇団「東家」が結成されました。

近隣センター「布佐の風」で、旗揚げ公演を観て来ました。県立我孫子東高校演劇部のOG,OBたちの劇団です。名前は、高校の「東」と「家」族からとったそうです。演目は「都会のカラスは大きい」と「プログレス」でした。

「都会のカラスは大きい」は、警察に追われるテロリストと言葉が出ない都会の少女との偽りの交換日記を廻る話。

「プログレス」は仕事が覚えられなく上司から叱られてばかりいる青年といじめが原因で不登校になった女子中学生の公園での会話が中心です。

社会という大きなものに関わりはじめた若い人たちの、不安と笑いの混じった、丁寧な対話劇でした。今後が楽しみです。