国民一人当たりのコーヒーの消費量

13 12月

グラフを見るとルクセンブルグがダントツに一位です。

https://gigazine.net/news/20120726-coffee-consumption/

でも、不思議ですよね。

当たり前ですが、誰も飲んだコーヒーの量など記録していません。

この数字はその国の商店で販売されたコーヒーの量から(税務署が?)割り出したものです。記事https://cafend.net/drink-coffee/

によれば、ルクセンブルグは周辺国に比べて消費税が安いので、近隣諸国の住民がコーヒー豆を買いに来るのだそうです。それを、Domestic Consumptionと勘定してしまったための珍統計だったらしいのです。

このことは、なかなか良い教訓と思います。

私は、GDPなど経済統計の値を疑っています。

新木小学校ふれあい広場に出店しました

26 11月

11月16日(土)は晴れて暑いくらいでした。バザーで「マザーリーフ」を一枚50円で売り、30枚売れました!英語名mother leafで文字どおり、葉っぱで増える植物です。解説はこちら。mother leaf

放送大学面接授業始10月23日

18 10月

「若きアンシュタインの考え方」というタイトルで、1905年の特殊相対性理論に関する論文を、内山龍雄訳(岩波文庫)をテキストにして読みます。

第一回の資料:2019第一回

左:特許局で勤務するアインシュタイン(椅子がない!)

26歳のアインシュタインが、たどった考え方を追いながら、対話型の授業を行います。

 

10月23日(水)14:00から

11月6日(水)13日(水)20日(水)

場所 渋谷学習センター(AP渋谷道玄坂13Fの方です)

“Voyage of the Beagle”(ビーグル号航海記)by C. Darwin 読了

11 10月

ガリレオを引用するまでもなく、科学にはどこか「冒険」の要素がある。それが最近では単なる仕事に化している気がする。

それではまずいということで、ダーウィンが進化論を世に問うはるか前の20代で行った冒険旅行の記録を読んでみる気になった。初々しい感性による美しい英語で書かれた探検記を極上の料理を食べるように味わった。 2018年7月23日から読み始めて、2019年10月12日の読み終わった。

南アメリカをほぼ一周し、タヒチ、ニュージランド、オーストリアを越えて、最後は喜望峰周りで5年経って帰国している。進化論の着想を得たのは、ガラパゴス諸島でのフィンチという小鳥のくちばしの長さが島ごとに違うことだったと、中学の時に教わったが、違うと思う。フォークランド諸島に生息する狼などの動物が人に馴れる度合いが島ごとに違うことに着目し、島に人間が定住した時期との関係を調べて、世代を重ねるごとに人間に安易に近づく性格のものが死に絶え警戒心の強いものが生き残ったと記している。これこそが、自然淘汰の本質と思う。博物学者の記録なのにスケッチが一つもないことが気になった。

「龍雄先生の冒険」でも、内山龍雄先生の人生最大の冒険は一般ゲージ原理 の主張だったと思う。今月末から、放送大学面接授業で「若きアインシュタインの考え方」を講じるが、そこでは26歳の時彼が発表した、特殊相対性理論の「冒険」を話すつもりだ。

<現在>という謎(勁草書房)に寄稿しました

20 9月

時間の空間化批判という副題が付いていて、哲学者の森田邦久さんが編集しています。哲学者と物理学者が時間について論じ、対話したものです。

私は、第3章 現代物理学における「いま」を執筆しました。これは、東京大学で行われた吉田夏彦先生の主宰するDDD会での講演、森田さんが企画した九州大学でのセミナーに基づくものです。

内容は、1947年に渡辺慧さんが書かれた「時」という本(河出書房)の中に収められた常識人と物理学者の間の「時間対話」を70年タイムスリップさせたものです。

現代物理学の数学的な記述の中から滑り落ちてしまった、「今」の概念の復権の芽を量子力学と熱力学の操作的な理論構成の中に見出そうとします。

この論文集の中の平井さんによるベルグソンの時間観と不思議な符丁があります。キーワードは「観測者」です。

以下をクリックしてくださると、校正の方が可愛いと言ってくださった手書きの「マクスウェルの悪魔ちゃん」です。図3.2 マクスウェルの悪魔

「叙情文芸」172号に短歌と詩が入選しました

8 9月

短歌

 

ツバメの巣 見上げる母は微笑んで

車椅子を掛け直したり

 

 

気象台記念公園

 

 お気に入りのベンチに深々と腰掛けて、松の木陰で本を読む

硬い背もたれが背筋を伸ばしてくれる

 聞いたことのないメロディが清浄な空気を伝わってくる

サキソフォンとオーボエの練習をするセーラー服の2人が端っこのベンチにケースを置いて、松林に向いて吹いている

 イギリス式公園の真ん中の細い道を曲がりながら、若いお母さんが乳母車を押していく。幅の広い青い帽子を被って

 芝生一面の黄色い花と、花弁が下に散らかっている真っ赤なツツジの植え込み

ヘルメットを被って、一生懸命に自転車を漕いでいる小さな男の子と行き違う

 芝生の濃いところで、ミニチュアダックスフントとトイプードルがご挨拶

スマホを持つお嬢さんが後を追いかける

そこに、白い大きな犬にひきずられて老人がこちらのベンチに向かって歩いてくる

 その時、皆が一斉に東の方向に目をやった

向日葵の髪飾りをつけた女の子が泣きながら夕陽の中を西に向かって駆けて行く

丹念に刈り込まれた芝生の上に、木々が落とす長い陰を一つ一つ横切りながら

 楽器の音も止み、乳母車も自転車も動かなくなり、スマホを持ったお嬢さんもその場に立ちすくんだ

 でも、大丈夫、 公園の出口でお婆ちゃんが背伸びして手を振っている

  夕焼けの朱とエネラルド色の雲が放射状に広がり、国際線の飛行機が低い音を出して飛び立って行った

「龍雄先生の冒険」本日上梓

30 8月

ゲージ理論の創始者であり、相対性理論の権威であった内山龍雄先生の言行録が、没後30年の命日8月30日を期して窮理舎から出版されました。

「まえがき」を書きましたので、ブログにアップします。

まえがき