孫たちからの敬老ハガキ

25 9月

 

 

 

連休があけてから、孫達から可愛いハガキをもらいました

「量子力学と私」朝永振一郎著、江沢洋編 読了

16 9月

 中に納められている「光子の裁判」などいくつかは既に読んでいましたが、今回は江沢編に惹かれて読み直しました。

 注目するのは、朝永が量子力学革命の時期を1925年から1930年に限定していることです。それ以前の、プランク、ドブロイ、ボーアなどのいわゆる前期量子論を勘定に入れていません。ハイゼンベルグ、シュレーディンガーとディラックによる現代でも物理として通用するものを量子力学と呼んでいます。

 京都の湯川・朝永はその革命について行けたけれども、東京地区では、学部卒くらいの若い人たちが「物理学文献会」という輪講を理化学研究所の一室で夜勉強していた状況だったようです。

詩「平日の英国式公園」が入選しました

5 9月

叙情文芸176号(秋)に入選した詩です。

平日の英国式公園

 

黄色い疫病の飛沫の漂いを

青い風が吹き飛ばしていく

木々の小枝を細かく強く震わせて

強い風が通り抜けていく

この広い一面芝生の公園に

少年サッカーチームが声をかけながら

ボールをパスしている

快晴の太陽のもと

家族連れが幾組も水筒をシートにおいて

ピクニックをしている

小さな子供たちがテントから

首を出して笑っている

空高くゴムボールが投げあげられ

ビーグル犬が走りながらくわえとり

お嬢さんの足元で尻尾を振っている

お父さんとキャッチボールをしている

男の子は取り損なったボールを追駆けていく

お年寄りたちは、ベンチに腰掛けて

日向ぼっこをしながらそれを眺めている

そこを青い風がまた通り抜けていく

75回目の敗戦の日に子供たちに送った言葉

15 8月

今日は75回目の「敗戦記念日」です。

曽おじいちゃんの代助さんは太平洋戦争に「勝てない」という理由で反対でした。小学校の校長でありながらそれを公言してしていたので憲兵に付き纏われていたそうです。

お爺ちゃんとそのお兄さんは真珠湾攻撃の華々しい戦果で「勝てる」と思ったそうです。でもポツダム宣言受諾の天皇のラジオ放送を聞いて気持ちを入れ替えて戦後民主主義に馴染んで行きました。

一方、お爺ちゃんの弟の卓郎さんは当時東大の農学部の学生でしたが、その放送の後も「本土決戦と総反撃」を信じたまま亡くなりました。(このことをパパの従兄弟が本にまとめました)

こう見てくると教育がとても重要だということが分かり、若い人に固定観念を刷り込んではいけないと強く思います。

パパは曽おじいちゃんの代助さんの合理的な意見が好きです。単純に「負けそうな戦争をしてはいけない」ということです。戦争全否定の方がスッキリしますが、政治的に無理な場合もあり少数派に陥る可能性が大です。

すぐ近くに巨大な「中華帝国」が出現しつつある現在には特にそうです。とても勝てる相手とは思えません。勇ましいことを言う人は、自分では戦争に行かず他人に行けというのが、古今東西歴史的な事実です。気をつけてください。

パパ

湖を泳ぐヴァン猫

18 7月

 

JAFmateの表紙に岩合光昭さんによる「ヴァン猫」が泳ぐ写真が載っていました。

猫は通常水が嫌いですが、トルコ原産のヴァン猫は泳ぎが得意です。

 目の色が左右で違うところもカッコイイですね。

「量子ゼミ」@Zoom 第6回目

11 7月

「量子コンピューターを理解するための量子力学」をZoomで行うことにして、第4回目の8月28日には、量子力学の公理を述べました。次回はそこでやり残したシュレーディンガー方程式について述べます。通常の量子力学の教程では、この部分に時間を割きますが、ここでは一回で済ませます。

パワポのPDF版を追加しました。

第6回目

第4.5回目

第4回目

 

量子計算のための量子力学その2

パワポのPDF版は

量子ゼミその3ヒルベルト空間

ノートを一つ追加(量子力学の公理)を追加しました

08152020102240

07142020093321

07142020093112

 

量子ゼミノート1

 

今年も甲虫が孵りました

7 7月

ご近所の達ちゃんが育てている甲虫が孵化しました。

穴から出流時には、下半身は白いのですが、黄色くなって、焦げ茶色になります。

毎年、孫がつがいをいただいているのですが、今年はどうなりますか…

三好達治の「乳母車」

1 7月

乳母車

 

母よ――

淡くかなしきもののふるなり

紫陽花(あじさい)いろのもののふるなり

はてしなき並樹のかげを

そうそうと風のふくなり

 

時はたそがれ

母よ 私の乳母車(うばぐるま)を押せ

泣きぬれる夕陽にむかって

轔轔(りんりん)と私の乳母車を押せ

 

赤い総(ふさ)のある天鵞絨(びろうど)の帽子を

つめたき額にかむらせよ

旅いそぐ鳥の列にも

季節は空を渡るなり

 

淡くかなしきもののふる

紫陽花いろのもののふる道
母よ 私は知っている

この道は遠く遠くはてしない道

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介護施設にいる母を整形外科に連れて行きました。足が痛いと言うので、車椅子に乗せて診察を待っている間に沢山話ができました。かつて、私が乳母車に乗っていた時と立場は逆転しています。

 

” Lost in Math” 読了

11 6月

最近 出版された Sabine Hossenfelderさんの” Lost in Math: How Beauty Leads Physics Astray”が話題になっています。

 最近の(素粒子系の)理論物理が数学的美に惑わされて現実を見ていないために全く成果を出していないという主張です。 巨大加速器LHCがsupersymmetryの兆候すら見出せなかったことも例に上がっています。彼女自身、素粒子理論の研究者です。

 穏当な批評の一例は

 https://www.math.columbia.edu/~woit/wordpress/?p=10314

 現実世界の物理法則が美しくない、という可能性は論理的には十分可能であり、

歴史的にも美しくないものが採用されたことは数多くある、という指摘の方が私の脳にとって刺激的です。

 もっと面白い批評がMathematical Association of Americaに載っています。

物理屋がしているのは、「計算」であり「数学」ではないので、数学に対する悪口ではないことに注意を促されています。

https://www.maa.org/press/maa-reviews/lost-in-math

秘密の花園

30 5月

気象台記念公園の中のお気に入りの場所。ここで読書をしています。