5月4日の利根川ゆうゆう公園

4 5月

見渡す限りテント、家族連れや友達が楽しそう。

でも大丈夫かな?

「数理科学」5月号の特集「力学から現代物理へー古くて新しい“力学”」

13 4月

  巻頭言を書きました。

特集のホームページアドレス

https://www.saiensu.co.jp/search/?isbn=4910054690514&y=2021

その冒頭:

力学は近代物理学の出発点であり、電磁気学など他の分野も力学を手本 に構成されてきた。また、大学での教程もその順番になっている。そのため にともすると確立されていて新しく研究することのない分野のように思うか もしれない。しかし、力学には組み尽くされない面白さがあり、何度訪れて も新しい発見のある古都京都のようなところがある。 この特集では、初学者とその教師の両方を読者に想定して、それぞれの 分野で味のある仕事されている方に執筆を依頼した。

画像

「寺田寅彦の「物理学序説」を読む」が朝日新聞の書評欄に載りました

21 3月

新木に春が来ました

19 3月

叙情文芸178号(春)に投稿した詩が入選しました

7 3月

コロナ禍が続いて、家族での休日の過ごし方に変化が出てきたようです。近くの公園

で球技をし凧をあげ楽しんでいます。コロナが収束しても元に戻らない方がいいと思います。

その風景を近くの河川敷公園に目撃しました。

 

     利根川ゆうゆう公園

 この大河の河川敷 真昼の太陽の下に

 トンガリ帽子、かまぼこ型、蚊帳懸けの

黄色、赤、青、白のテントが立ち並ぶ

 若い両親がバーベキューをしてその周りをお皿を持つ子供たちが囲み犬が走り回る

 四人連れがテントの端を持って

ゆっくり、ゆっくりと声を掛け合い

デイキャンプ場を斜めに黒い四角い影を

枯れた草原の中を移動させていく

 真っ青な空の下に晩秋の風が微かに渡り、

煙がたなびき食べ物の匂いが漂う

 楕円形の遊歩道を少女が唇をきつく結んでランニングしていく

一年の計は元旦にあり

31 12月

今年は以下の目標を掲げます。

研究

相対論と情報幾何を融合する試み

古典情報幾何の出発点であるマルコフ埋め込みの量子版を考えます。

教育

地球惑星学科での「統計力学」の授業、Zoom授業にようやく慣れてきました。

シニア相手の「量子コンピューターを理解するための量子力学」をもう少し続けます。

哲学

量子力学の認識論的位置付け

旗振りおじさん、水彩画、詩作は続けますが、水彩画に力を入れます。

詩集を出版することを目標とします。

寺田寅彦の「物理学序説」を読む

30 12月

寅彦の命日であるこの大晦日を期して上記の本を窮理舎から上梓しました。https://kyuurisha.com/info/newbook-info3/

 東工大の科学史の研究室のセミナーでZoom講演をしました。火ゼミ報告を引用します。

物理の研究をしていて方向性を見失い、気づいてみると欧米の雑誌に出ている論文を読んで、とりあえずできそうな問題を見つけ解いて論文にして、その年を切り抜けている人が結構いるような気がする。物理学の分野に特段の流行が見受けられない 2020 年現在、そのような人の研究にはかなり苦しいものがあると思う。 

そのような人の初心に寺田寅彦が蘇ってこないだろ うか? 寅彦は自然を直接観察し自作の実験装置を工 夫し、独自の新境地を開いた物理学者である。彼の随 筆が秀逸であったために、とかく優雅な「眺める物理 学者」のイメージが強いが、正統の物理の分野でも大 きな貢献をしている。1913 年に X 線回折によるブラグ 反射と同じものを独立に発見している。その実験方法 も回折像の解析方法も独創的であるとラウエからの高 い評価も得ている。ただし、わずか 2 年で研究を弟子 の西川正治に委ねている。 

さらに物理学の方法論についても体系だった思想を 持っていたスケールの大きい物理学者であった。その 思想の内容が未完の書「物理学序説」である。この序 説は、初学者に向けた語り口で述べられているが、実 は同時代の研究者へも鋭く問いかけている。 

現代の理論物理学は、高度に数学化されている。学 問の発展の段階では、その数学化が威力を発揮してき たことは否定できないし、実際に一般相対性理論では 大成功をおさめた。肌感覚では 1980 年代からその傾 向が極端になり、かつやり尽くされたように思う。 

ここで一旦立ち止まり集団思考から社会的距離をと り、自然を直視して、数学の言葉でなく自然言語で物 理を語り、研究の新しい芽を探してみてはどうだろう か? 

最後に寅彦の俳句を一つ紹介する。 

椎の影 蔽ひ尽して 池寒し

水島寒月 

古谷経衡著「ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったか」コア新書

23 12月

愛猫家にして元ネット右翼の著者は、最近の猫ブームを日本の歴史の転換点と見る。

氏によれば、平安から江戸までの「猫期」から転じて明治から平成まで続いた「犬期」が今終わろうとしている。国家や会社に対する忠誠心を要求する時代から、ひとり一人が自由に生きる時代が来たというのである。同じ愛猫家として共感するが、いささか早まっている気もする。

 科学雑誌を総動員しても勝てない猫本ブームにタジタジとなるが、科学の側の尊大さを反省すべきかもしれない。猫的科学者の代表の寺田寅彦に学ぶことが多いと思う。

アストロ・アカデミアセミナー終了

12 12月

昨日で、「ブラックホール熱力学」のゼミ3回分を終了しました。

40年以上前にホーキング放射について集中講義をした内容です。

質問が多く私の知識も整理されました。

パワポ PDFをアップします。

アストロ1     アストロ2  アストロ3

東工大地球惑星学科授業「統計力学」終了

28 11月

今年度は、COVID-19のためにオンライン授業でした。

このブログページに講義ノートを全てアップします。

 

全14回

12/4(金) 初回         地惑統計力学熱力学L1A

  12/8(火)第2回 熱力学L1B

12/11(金)気体分子運動論L2

 12/15(火)統計力学(ミクロ)L3A

12/18(金)統計力学(ミクロ)L3B

 12/22(火)カノニカル統計L4

12/25(金)量子統計L5A

1/8(金)量子統計L5B

 1/12(火)グランドカノニカルL6A

1/19(火)グランドカノニカルL6B

 1/22(金)コンパクト星L7

1/26(火)初期宇宙L8

 1/29(金)そうまとめ

2/2(火)最終回

 レポート問題

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