統計力学の授業を始めました

18 4月
ニコラ カルノー

ニコラ カルノー

地球惑星科学科の3年生を対象に統計力学の講義を始めました。

昨年は熱力学を既知として「使える統計力学」を目指しましたが、あまりうまく行きませんでした。

やはり、熱力学と統計力学の立ち位置の違いから説き起こす必要があると痛感しました。

はじめの2回で、熱力学第一法則を主題にしました。最大仕事と準静操作の関係を丁寧に説明して、カルノーの定理をクライマックスにしてエントロピ−を導入しました。田崎さんの、「熱力学=現代的な視点から」(培風館)を参考にさせて頂きました。また、山本義隆さんの「熱学思想の史的展開」(現代数学社)を読み、孤高の天才カルノーに対して尊敬の念を持つようになりました。

父親のラザール・カルノーが、フランス革命当時の戦争大臣であり彼の考案した(横列隊形のオーストリア、プロイセン軍に対して縦列で急襲する)戦法が強力なフランス国民軍をつくり、それがナポレオン軍へと継承されて行く余談までしました。ラザールは数学者でもありました。

ラザール カルノー

ラザール カルノー

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