抒情文芸に詩「新木のキジ」入選

7 12月

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 新木のキジ

川沿いの小道を散歩する

ん?前にキジがいる

長い尾を水平に通せんぼして

こちらを見ている

少し待っても動かない

仕様がないので、そのまま家に帰った

次の日、雨上がりに家を出ると

キジはいない

稲刈りが済んで秋風が水面を渡る

帰ってくると

昨日のキジがいた

また、通せんぼして道をゆずらない

キジは向こうの空を見ている

あ、空に大きな虹がかかっている

その上に副虹もうっすら見えている

キジは、その間の暗い空間を凝視している

 

選者の清水哲男さんは、最後の1行を哲学的過ぎる、と見ています。アレキサンダー・ダークバンドの事なので、物理的過ぎると言ってもいいかも知れません。

私の詩はとかくフィナーレに力みがあるようです。前の「春の傘」「旗ふり叔父さん」でも同じで、清水さんに指摘されています。科学論文の”conclusion”の癖が残っているのかなあ。

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