Franck Mullerさんは超絶技巧と斬新なアイデアを併せ持つスイスの時計職人です。銀座にも出店していて、表題の妙な時計を一個300万円くらいで売り出しています。
https://www.franckmuller-japan.com/collection/watch/category/crazyhours/
時計の文字盤に1から12までの数字がデタラメに並んでいるのが目につきます。長針の動きは普通ですが、短針は1時間ごとにスキップして正しい時刻を表示します。アイデアは単純ですが作るのは大変だったと思います。
これは時計の役割について示唆的です。時刻を正しく表示し伝えることさえできればよいとして、時計の概念の一般化したくなります。文字盤は数字である必要はなく、周期的である必要もない単なる文字列でよさそうです。ただし他の人の時計の文字列と1対1に対応していればいいでしょう。
この一般化されたCrazy Clockと物理時間との対応を考えたくなります。
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