この11月25日は三島由紀夫の47回忌です。
昭和45年同日に、「豊穣の海」の最終巻を脱稿した後に市ヶ谷の自衛隊本部に突入し憲法改正を叫びクーデタを呼びかけて、自決した。
詠んだ辞世
益荒男がたばさむ太刀の鞘鳴りに幾とせ耐へて今日の初霜
辞世に上手い下手はありません。
葉隠にある「武士道とは死ぬ事と見つけたり」の真意を三島自身が解説しています。
怖くて震える足に屁っ放り腰で突進し返り討ちにあうのが武士道であると述べています。彼が市ヶ谷で決行したこと、そのものです。
政治思想は真逆ですが、三島由紀夫の誠実さに合掌したいと思います。
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