“Voyage of the Beagle”(ビーグル号航海記)by C. Darwin 読了

11 10月

ガリレオを引用するまでもなく、科学にはどこか「冒険」の要素がある。それが最近では単なる仕事に化している気がする。

それではまずいということで、ダーウィンが進化論を世に問うはるか前の20代で行った冒険旅行の記録を読んでみる気になった。初々しい感性による美しい英語で書かれた探検記を極上の料理を食べるように味わった。 2018年7月23日から読み始めて、2019年10月12日の読み終わった。

南アメリカをほぼ一周し、タヒチ、ニュージランド、オーストリアを越えて、最後は喜望峰周りで5年経って帰国している。進化論の着想を得たのは、ガラパゴス諸島でのフィンチという小鳥のくちばしの長さが島ごとに違うことだったと、中学の時に教わったが、違うと思う。フォークランド諸島に生息する狼などの動物が人に馴れる度合いが島ごとに違うことに着目し、島に人間が定住した時期との関係を調べて、世代を重ねるごとに人間に安易に近づく性格のものが死に絶え警戒心の強いものが生き残ったと記している。これこそが、自然淘汰の本質と思う。博物学者の記録なのにスケッチが一つもないことが気になった。

「龍雄先生の冒険」でも、内山龍雄先生の人生最大の冒険は一般ゲージ原理 の主張だったと思う。今月末から、放送大学面接授業で「若きアインシュタインの考え方」を講じるが、そこでは26歳の時彼が発表した、特殊相対性理論の「冒険」を話すつもりだ。

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