古谷経衡著「ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったか」コア新書

23 12月

愛猫家にして元ネット右翼の著者は、最近の猫ブームを日本の歴史の転換点と見る。

氏によれば、平安から江戸までの「猫期」から転じて明治から平成まで続いた「犬期」が今終わろうとしている。国家や会社に対する忠誠心を要求する時代から、ひとり一人が自由に生きる時代が来たというのである。同じ愛猫家として共感するが、いささか早まっている気もする。

 科学雑誌を総動員しても勝てない猫本ブームにタジタジとなるが、科学の側の尊大さを反省すべきかもしれない。猫的科学者の代表の寺田寅彦に学ぶことが多いと思う。

1件のフィードバック へ “古谷経衡著「ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったか」コア新書”

  1. akiobongo 12月 24, 2020 @ 11:08 pm #

    古谷さんが言いたいことは、猫自体ではなくて猫の気ままな生き方を容認する人間社会のことだと思います。したがって、猫でなくて鳥でもいいのです。そして、ただ容認するという消極的な態度ではなく猫や鳥の素晴らしさに感嘆できる心の豊かさだろうと思います。
     愛犬家についても変化が見られます。小型犬に人気が出ているだけではなくて、「散歩が嫌いな犬」「無愛想な犬」など猫的犬が好まれています。

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