詩「平日の英国式公園」が入選しました

5 9月

叙情文芸176号(秋)に入選した詩です。

平日の英国式公園

 

黄色い疫病の飛沫の漂いを

青い風が吹き飛ばしていく

木々の小枝を細かく強く震わせて

強い風が通り抜けていく

この広い一面芝生の公園に

少年サッカーチームが声をかけながら

ボールをパスしている

快晴の太陽のもと

家族連れが幾組も水筒をシートにおいて

ピクニックをしている

小さな子供たちがテントから

首を出して笑っている

空高くゴムボールが投げあげられ

ビーグル犬が走りながらくわえとり

お嬢さんの足元で尻尾を振っている

お父さんとキャッチボールをしている

男の子は取り損なったボールを追駆けていく

お年寄りたちは、ベンチに腰掛けて

日向ぼっこをしながらそれを眺めている

そこを青い風がまた通り抜けていく

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